アートでクールな拷問シーン!? ジョジョの奇妙な冒険「ギャングダンス」
「ジョジョの奇妙な冒険 第五部 ~黄金の風~」の中で流されたあるシーンが話題を呼んでいます。ギャングダンスは主人公チームが敵のギャングに拷問をしつつ、なぜかダンスを踊るというもの。原作もどこかシュールで面白いシーンなのですが、アニメでは表現方法がパワーアップしています。
踊る人数は次々と増えてきますが、唐突かつ無表情で踊り始めるのがどことなくシュール。その間も拷問は続いています。眼球を光で焼かれるというなかなかヤバい拷問ですが抽象的でアートな表現のためそこまでエグさを感じません。
ちなみに原作だとこんな感じ。これはこれで面白いw。
疑似体験する死の世界は美しくもグロテスク「When You Die / MGMT」
アメリカのサイケデリックロックバンド、MGMTのミュージックビデオです。曲のタイトル「When You Die:あなたが死んだとき」の通り、あるマジシャンが死んだあとの体験をサイケデリックに描いています。
主人公のマジシャンは不器用で仕事があまりうまくいっていない様子。一生懸命マジックをするも観客に鼻で笑われる始末。そんなとき急に光輝きながら宇宙に運ばれて行きます。次に気が付いたとき男が見たのは自分が解剖される姿。ただし、傷口は刺繍のようで外科医も絵画のようでどこか現実感がない。そこからサイケデリックはさらに加速していきます。世界が自分が寝ているベッドの柄や今朝食べたシリアルになっていき、最終的に内臓のようなグロテスクな世界へ…
これが死後の世界ならば恐ろしすぎる。
宇多田ヒカルのPVがサイケデリックな件
今回は宇多田ヒカルさんのPVを紹介します。これらのPVを手掛けたのは宇多田さんの元旦那さんの紀里谷和明さん。音楽や芸術を生業とされている方のなかには明らかに「わかっている」作品をつくっている方がいますが、紀里谷さんも「わかっている」側の方だと思います(この場合の「わかっている」とはドラッグの経験があるということではなくサイケデリックの良さがわかっているということです)。紹介する3曲のPVはどれもそれぞれの良さがあります。
特におすすめなのはSAKURAドロップス。色鮮やかな孔雀、草花、虫の羽などで表現される幻想的な世界。サイやキリン、鳥などの様々な動物からは命の多様さ、不思議さ、美しさを感じます。
ビデオフィードバック効果がサイケな件
タモリが怖い!?マキシマムザ亮君の「キノコ体験記」
他人のドラッグ体験記を見るのはとても楽しいですね。体験者はあるあるネタとして、初心者は非日常を垣間見る形で楽しめます。トンデモな主張にはツッコミを入れて、何かものごとの本質を悟った場合には素直に感心できます。
下記のリンクでマキシマムザホルモンのボーカル、マキシマムザ亮君がマジックマッシュルームがまだ合法な時代に食べた時の体験談が載っています。
キノコ体験記
http://www.55mth.com/zuihitsu/010216/kinoko.htm
BADに入ってタモリが怖く感じるのめちゃくちゃ笑えますね。まあ、サングラスして表情読めないし、普段感情を大きく出すタイプの人じゃないからなんとなく分かる気もします。タモさんに「ガキが...舐めてると潰すぞ」といわれたらガチで怖い(汗)。